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致死性不整脈(ちしせいふせいみゃく)の4つの波形について。

致死性不整脈(ちしせいふせいみゃく)とは、

放置したままでいると意識消失から突然死に至る危険性が高く、緊急な治療を必要とする不整脈。拍動が異常に速くなる頻脈性不整脈のうち、心室頻拍心室細動のこと。

 

致死性、不整脈ですから、『放置すると、死に至る可能性の多い不整脈』ですね。

なので、その不整脈に迅速に気付いて、適切に処置を行えば救命することが、可能な不整脈のこと。

 

私立恵比寿中学の松野莉奈さんが18歳で急逝しましたが、

2月7日に体調を崩し、翌8日未明に息を引き取った原因は、

スターダストプロモーションによると「致死性不整脈」の疑いがあるそうです。

 

これは、気付くのが遅れてしまったものですので、

もしかしたら、迅速に対応できていれば、

このような悲劇はなかったかもしれません。

 

もちろん親御さんを攻めることを書きたいわけではなく、

今回のことで「致死性不整脈」について、もっともっと世間に認知されて、

1人でも悲しむ方が出なければいいなと思い、

詳しく調べてみました。

 

致死性不整脈(ちしせいふせいみゃく)とは

致死性不整脈(ちしせいふせいみゃく)とは、先ほども書きましたが、

放置したままでいると意識消失から突然死に至る危険性が高く、緊急な治療を必要とする不整脈。

のことです。

 

なので放置したままでいないければいいんですよね。

緊急で適切な治療ができれば命を救うことができます。

 

拍動が異常に速くなる頻脈性不整脈のうち、

心室頻拍心室細動があるらしいですが、その違いは、

以下の通り。

 

心室頻拍

心室頻拍は、心室から発生した異所性刺激によって

毎分100~200回という非常に速い発作性の頻脈。

 

血液の拍出が阻害されて血圧も低下し、

さらには心室細動に移行する可能性のある危険な病態だそうです。

 

速い発作性のものですね。

 

心室細動

心室細動は、心室の無秩序な興奮により

異常な刺激を受け、拍動が極端に速くなる病態。

 

心室が小刻みに不規則に震える細動を伴って

心停止と同様の血液の拍出が不能な状態となり、

数秒以内に意識が消失するため、

早急な治療をほどこさなければならない。

 

 

 

心臓突然死の多くは心室細動が原因

心臓突然死の多くは心室細動が原因で、

即座にAED(自動体外式除細動器)などを用いて細動を取り除かなければ、

循環停止から呼吸停止に陥り死亡するとのことです。

対処法は?

迅速な発見と、適切な病院への電話で、

その対処法を聞くことが大事ですが、

通常言われているのは、

 

心臓マッサージを行いつつ
DCやAEDなどの除細動を行うことが先決と言われています。

●AED:自動で内臓のコンピューターが心臓の痙攣状態を判断して、電気ショックに必要な電力を自動で充電すること。

●DC:心電図を人が判断し、人が必要な充電量を決める

ちなみにAEDは、一般の人も可能。

DCは医師のみが処置できます。

 

AEDがショック適応と判断するのは心房細動ではなく、心室細動のみらしいです。

ここら辺については、もう少しちゃんと調べる必要があります。

一番は病院への電話でAEDを使っていいか聞くことですね。

DCというのは俗語で、手動式除細動器のことで、
心室細動以外にも電気治療としてエネルギーを調整したうえで電気ショックができるそうです。

 

致死性不整脈には、2つ以外にもう2つ。併せて4つの波形があります

致死性不整脈には、

心室細動

心室頻拍

無脈性電気活動

心静止

という波形があるそうです。

無脈性電気活動とは?

心臓は電気的な活動はしていますが、
何らかの原因によって、

心臓が血液を送り出せていない状態のこと。

循環血液量の減少、

アシドーシスや多量の出血、
低酸素血症、

心タンポナーデ等…
様々なものが原因になりえます。

 

亡くなる方は、ほぼこの波形が出ていますが、
一見すると別の波形に見えるので、まだ心臓が動いていると勘違いされやすいとのことで、

実際には血圧=0の状態とのことです。

きちんと判別できないとまだ脈があるから大丈夫という、

誤った判断をしてしまいます。
救命活動をする場合には、無脈性電気活動は、

心臓が動いてないのと同様なので、

除細動は無効で、
ただちに心臓マッサージを始めて、迅速に心肺蘇生法を施します。

除細動(じょさいどう、英: Defibrillation)は、不整脈に対しての治療の一つで、電気的な刺激や薬物等の外力によって異常な電気信号経路を遮断し、正常の電気信号経路への改善を促す方法。

心肺蘇生法(しんぱいそせいほう、CardioPulmonary Resuscitation; CPR)は、呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命へのチャンスを維持するために行う循環の補助方法である。 心臓マッサージを主に行い、熟練者は呼吸の補助方法である人工呼吸も行う。

 

心静止とは?

波形としてはもしかしたら一般の方にもなじみがある、

(ドラマ等で放送されたりしていますので)
直線みたいに横に棒線を一本引いたような形です。
心臓が電気的な活動を行っていない波形。

こちらも除細動は無効です。
ただちに心臓マッサージを行ってください。

心静止と心停止の違い

心停止とは

心停止は『心臓が有効な循環を保てなくなった状態』のことです。
電気的な活動がないため血圧が発生していないのが心静止で、

こちらは心停止に含まれます。

致死性不整脈のうちの4つの波形とも、

電気的な活動や心臓の動きはありますが、
血圧が発生していないので
結局4つの波形は全て心停止に含まれます。

致死性不整脈への処置の方法は?

先ほども書きましたが、

結局はAEDの使い方をしっかりと学ぶことと、

心肺蘇生法を覚えることと、

適切な病院への電話です。

 

早期に発見して、病気についての理解を示し、

医師の判断を仰いでください。

 

以上が、致死性不整脈についてのまとめでした。