男女の戦いを助長するのは基本的に今の時代には受けないよ…。それはもう古い作品のだから仕方ないとかじゃなく、アウトだと思ってた方がいいよ…。
ジェンダーバイアスを助長するから、という批判を受けて2005~09年放送の「おねがいマイメロディ」シリーズのグッズの販売が中止になりました。
過去の作品であっても今の時代に合っていないものはアウト、という前例を作ってしまうと、色々出せなくなる作品ありそうだよな…。
セーラームーンとか、ふしぎ遊戯とかも結構きわどいだろうしなぁ…。
「女の敵は女」のマイメログッズ発売中止。
テレビアニメ「おねがいマイメロディ」シリーズに登場するマイメロディのママの「名言」を使った商品を巡り、ジェンダーバイアスを助長するのではといった批判が出ていて、サンリオは、こうした商品の発売を中止すると取材で明かしました。
「女の敵は女」という発言については、個人的にはアウトだと思います。
だから今回の発売中止について思うところは、そりゃ仕方ないよなーっていう気もするんですが…それでも、このタイミングでの発売中止は、商品開発、商品販売のルートを作ってからのものですから、かなり経営的にきついでしょうね。
そして、毒にも薬にもならない妥当なものしか発売されなくなるんじゃないか、という気持ちはしなくもないですよね。
女の敵は女、という発言について、そう実感している人もいるからこそ、ジェンダーバイアスを…という人もいるだろうし、そんなことないよ!って怒っている人もいるだろうし、男女間の問題はかなり厳しいですよね。
これバレンタイン向けの商品だったのよね…。
アパレル大手「ワールド」の子会社とのコラボ商品を監修したサンリオは、こうした商品の発売を中止すると取材に明かし「今後の商品企画に活かしていく」としています。
マイメロディのママはもともと毒舌キャラ
マイメロディのママは毒舌もありつつ名言キャラとして有名でした。
- 一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ
- 男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ
- 女ってね、ダメな男ほど放っておけないものなのよ
- 女の子にわざと女の子の話をするのは、不器用な男の子がかまってほしいからよ
- 女の敵は、いつだって女なのよ
というようなジェンダーや恋愛について語るキャラクターでした。
もちろんそういうキャラクターなんだからいいじゃないか、っていう声もありましたが、女らしさの押し付け、現代との間隔のずれを感じる、など疑問点や批判が噴出していましたし、そのことに関しては個人的には賛成。
昔のキャラクターだからいいじゃないか、っていうのはちょっとね…。
もちろんマイメロを昔見ていた層は不思議には思わないだろうし、買いたい人はいるんだろうけど…そういうところも気を付けて商品販売をしないといけなくなったのはこれから課題でしょうねー。
男はこういうもの、女はこういうものという決めつけについては、どんどんなくなっていけばいいし、それに応じて社会が変わっていくのが大事だと思うんだよね。
お金を稼ぐところとかも女性がどんどん稼ぎやすく、働きやすくなればいいし、男性もどんどん女性しかできないとされてきたこと(肉体的以外でそんなことないことでもこれは女性がやることだ!っていうやつについて)をどんどんやっていけるようになればいいなぁ。