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お中元のマナーって皆さん知っていますか?

私もあまり詳しくなかったので、お中元について調べたんですが…地域別(関東・関西・九州などで)で時期が変わるんですよね!それだけは知ってるんですが、具体的に調べてみました!
Table of Contents
お中元の時期2021年はいつ?

2021年の中元というと8月22日の日曜日とのこと。
道教に由来する年中行事で、三元の1つ。もともと旧暦の7月15日に行われていましたが、現代の日本では新暦の7月15日または8月15日に行われます。
ただこの中元の日というのはあんまり関係なく、関東・関西・九州等でお中元って時期が異なるんですよねー。
お中元はもともと、旧暦7月15日ごろに行われていた中国の行事、中元に由来します。
中元とあわせて上元、下元をつかさどる神様にお供え物をする行事からきています。
日本にすでにあった盆礼と結びついて現在のお中元となりました。
関東のお中元の時期2021
さて、全国でお中元の時期が異なるのは話しましたが…書いていくと…
関東のお中元は…7月上旬~7月15日までが一般的。
関東のお中元は2週間ぐらいなんですよね。7月16日以降は暑中見舞いとなります。
関西のお中元の時期2021
関西のお中元は関東と異なり、1か月近く期間があります。
関西のお中元は…7月15日~8月15日。
なぜ関西は関東と違うのかというと…明治の改暦により時期が異なっています。
関東のお中元は明治の改暦の際に、新暦をもとに設定しなおしたのですが、関西のお中元は旧暦をもとに設定しているから時期が異なるんですよねー。
こういうところにも関東vs関西の事情がありそうです。永遠のライバル関係ですからねー。
北海道のお中元の時期2021
北海道では、関西のお中元の時期と同じく…7月15日~8月15日というのが一般的なお中元の時期といわれています。
8月16日以降であれば、お中元とは呼ばず、残暑見舞いとなります。
東北のお中元の時期2021
東北ではお中元の時期は関東と一緒。
東北のお中元は…7月上旬~7月15日までが一般的。
北陸のお中元の時期2021
北陸ではお中元の時期は関東と一緒。
北陸のお中元は…7月上旬~7月15日までが一般的。
金沢と能登ではなぜか時期が違ったりしています。
金沢エリアは7月1日~7月15日、能登エリアは7月15日~8月15日となっています。
東海のお中元の時期2021
東海のお中元の時期は関西と同じく1か月にわたります。
東海のお中元は…7月15日~8月15日。
四国のお中元の時期2021
四国のお中元の時期は関西と同じく1か月にわたります。
四国のお中元は…7月15日~8月15日。
中国のお中元の時期2021
中国(中国地方のことです)のお中元の時期は関西と同じく1か月にわたります。
中国のお中元は…7月15日~8月15日。
九州のお中元の時期2021
日本って広いなぁと思うんですが…九州のお中元の時期はまた違うんですよね。
全国のお中元の時期の中で最も遅い8月1日~8月15日。
スタート時期は最も遅く、お中元の期間は関東と同じく2週間程度なんですよね。
そして、北海道と同じく8月16日以降は残暑見舞いとなります。
沖縄のお中元の時期2021
沖縄はお中元がほかの地域と比べてかなり特殊。
沖縄ではいまだに旧暦で行事を行う風習があるので、お中元の時期も沖縄のお盆にあたる「旧暦の7月13日~15日まで」が基準となっています。
つまり毎年日付が変わります!沖縄は注意が必要ですね。
沖縄のお盆を新暦で表すと2021年は8月20日~8月22日となっています。
そもそもお中元とは?
そもそもお中元の時期っていう話は聞くけど、お中元って何だっけ?って思っている若い人は多いと思います。
年齢を重ねた大人の人たちは、お中元を贈り合う…というのはやっているのかもしれませんが、30代半ばより若い人はあんまりお中元って送らないですよねー。
お中元っていうのは、普段お世話になっている方や、目上の方へ、感謝の気持ちや、健康を願う気持ちを表すために品物を贈る風習のことを言います。
基本的にはお返し不要となっており、お礼状を送付するのが一般的です。これは目下の方から感謝の気持ちを込めて贈るものなので、目上の方は送付する必要がないといわれているためです。
お中元のギフトはいつまでに贈るべき?

お中元ギフトを送る際は、基本的に相手が住んでいる地方のお中元の時期に合わせます!!
上記の期間に合わせて送るようにしましょう。
基本的にはお中元が始まってすぐに届くように手配するのがベター。遅くともお中元の最後の日までに届くようにしないと、暑中見舞いの時期になってしまったり、残暑見舞いの時期になってしまったりしますからね。
ただ、全国各地で時期が違うのはあんまりにも意味がないのではないか?という風潮もあり、お中元の時期にあまりこだわらずに6月の下旬から7月15日までに届くように贈るようにするのが一般的になっているということです。
相手の地域が8月からお中元が始まる…といっても遅くなるより、6月の末に届いても相手はイヤな気持ちになることはありませんよ。
だいたい全体的に日本の東側が早く、西側が遅いという印象ですね。
お中元ギフトを取り扱う店舗は、早いところでは5月末や、6月頭からお中元送付受付を開始するというところもありますので…早め早めの行動をしてくださいね。
お中元を贈る際のマナーで気を付けたいことは?

お中元は普段お世話になっている人への感謝の気持ち。相手が健康であってほしいという願いを込めて贈るものですので…今後もいいお付き合いをしていけるようにマナー違反には気を付けたいですよね。
そのため、お中元の水引は「蝶結び(または花結び)」を選ぶようにしましょう。
蝶結び=何度も結んだりほどいたりできることから転じて、何度あってもいいお祝い事に用いられます。
現在は、水引は熨斗と一緒に印刷されているものが一般的です。
表書きや名前については、濃い色の墨を用いて、毛筆、楷書体で書くのが一般的といわれていますが、最近では筆ペンやサインペンなどでも失礼にはあたりません。
中央に贈る目的を意味する「表書き」を記入(お中元の場合は「お中元」または「御中元」)し、水引の下に表書きより少し小さめの文字で自分の名前をフルネームで書くのが基本です。
連名にする場合は3名までといわれており、右から左へ地位・年齢の高い順に名前を連ねていきます。
それ以上の人数になる場合は、代表者の名前を中央に書き、「他一同」と左下に表記するようにしましょう。代表者以外は封書で伝えます。
またちょっと気になる人がいると思いますが、自分や相手が喪中であっても送ってOK!
お中元はお祝い事ではないですからね。ただ、喪中の場合は、水引や熨斗は避けて、白無地の懸け紙や、短冊を選ぶといいと思います。
喪中で送ってもOKということは書きましたが…四十九日の法要がまだ終わっていない場合には、お中元ではなく暑中見舞い、残暑見舞いとして贈るといいと思います。
お中元ギフトを贈る際にお店の人に、ご自身の事情や、お相手の事情をお伝えして、相談するといいと思います。
またお中元が届いた場合には、お礼状を送付するのが一般的です。
お礼状には商品が無事に届きました、という旨を記載し、感謝の気持ちを伝えるといいと思います。
お中元が届いたら、なるべく早くお礼状を出すのが一般的といわれています。
お中元をうっかり送り忘れてしまったら?

時期を過ぎてしまったり、お中元を贈り忘れてしまった場合、「暑中御見舞」「残暑御見舞」として贈れば問題ありません。
時期によりますが…「暑中御見舞」は、梅雨明けから立秋前日ぐらいまで(8月初旬ぐらいで毎年変わります)といわれています。
「残暑御見舞」は、立秋から8月末までといわれています。
熨斗への表記もそれぞれ書き換えて送りましょうね。
熨斗にお中元、と書いたまま8月末に届くとマナー的にはNGですよ。それで怒る方はあんまりいないでしょうが…。
あと1つポイントとして…目下から目上の人に贈る場合は「暑中(残暑)御伺」と書く方がいいといわれています。
ここを押さえておくと、よくマナーをわかっている人だと思われると思います。
お中元おすすめの商品はこちら

お中元で喜ばれるのは、日持ちするものといわれています。
せっかくですから喜んでもらいたいですよね。
何事もそうですがお送りする相手のことを考えて贈る商品を選ぶようにしましょう。
そしてどなたに贈る場合でもそうですが、日持ちするプレゼントを選ぶことが一番だと思います。
また、家族が何人いるのか?小さいお子様がいるのか?などを考えたうえで、みんなが喜ぶ商品がいいと思います。
またアレルギーがないかどうかも大事ですよ!

中元選びには、相手への気遣いや事前のリサーチが大切といえます。
私がもらった嬉しいのは、そうめんだったり、ゼリーだったりしますが…アイスがいい、クッキーがいいなど、いろいろあると思います。料理をする人だったらだしをプレゼントするのも素敵かもしれません!

おわりに
お中元を贈る時期は、7月初旬から8月15日までの約1ヶ月のうち、地域ごとに1週間から1ヶ月、期間が異なります。
ですが、地域によって異なるということも踏まえて、時期が早まっているのが昨今の風潮ということですね。
ただ、可能であれば、できるだけその地域のお中元の時期を守って贈ると「おっ!わかってるな!」って思われるとは思います。
ただ、贈ること=感謝の気持ちですから、お中元の時期にこだわりすぎて、ほかのところでミスがないように、失礼がないようにしましょうね。
日頃の感謝を伝えるいい機会だと思いますよ!