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これ前から不思議だったのですが、アルファベットって、なんで大文字と小文字を区別するんですかね?
FIREと書いてもfireと書いても意味は一緒でしょ?ということで…アルファベットの大文字と小文字について、なぜ存在しているのか調べてみました。
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先に大文字、そして、小文字が生まれたといわれています
最初に答えを言うと、先に大文字が生まれました。というかそれしかありませんでした。
アルファベットを使う言語は英語のほかにも数多く存在しており、ヨーロッパの数多くの言語はアルファベットを使用していますよね?
イタリアだろうが、ドイツだろうが、オランダだろうが…アルファベットを使用して記載しております。
最初に生まれたのはフェニキア文字が起源だと言われていますが、ギリシャ人がフェニキア文字を借用し、それがローマをはじめ各地に伝わ太ったことで、今日のアルファベットにつながっているといわれています。
なぜ小文字が生まれたのか?
さて小文字が登場するのは8世紀後半。
時代は文芸復興の時代。当時紙の代わりに使われていた羊皮紙に文字を書くときに、節約のために文字を小さくしていった…それが小文字誕生のルーツといわれています。
もったいなかったですからね…。
もちろん全員が同じ略し方をするわけではなかったので、修道院ごとに様式が違っていたり…と字体の統一を求める声がたくさんありました。
そこでアルクインというイギリスの神学者が、カール大帝に招かれ小文字の統一化に尽力し、カロリング小字体を確立。
まとめ
私たちが普段書いている日本語だって、漢字とカタカナとひらがながあります。
アルファベットの大文字、小文字以上に難しい使い分けをたくさんしています。
漢字、カタカナ。ひらがな・・・。
全部で同じ意味をとらえるという日本語はかなり難しいルール。
それを考えると大文字、小文字だけのアルファベットはかなりありがたいかもしれないですね…。