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不老不死のクラゲといわれているベニクラゲ。
その構造は人間の身体とほとんど違いがない、とされています。
この本を読んで面白かったのでブログ書いています。
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ベニクラゲは死なない?
死なないクラゲといわれている「ベニクラゲ」は世界中の海に生息していて、体長は直径1センチほどとクラゲの中でも比較的小さめ。
ベニクラゲは傷つけられ、命の危機に陥ると、団子状のイソギンチャクのような幼体「ポリプ」になり、死なないとされているんですよね。
若返り・不老不死という人類の悲願ともいえる構造を持っているのはかなり面白いです。
当然ながら、個々のベニクラゲは食物連鎖において常に捕食される可能性があるため、本種の全ての個体が死を免れている(永遠に生き続ける)わけではありませんが、若返るというのは面白いですよね。
ベニクラゲは危険が迫ると若返る?
ベニクラゲはるヒドロ虫綱に属するクラゲ。
一般的なクラゲは、成長してある程度期間が経つと泳ぐ力が無くなって海底に沈んでいきます。
それからクラゲのゼラチン質は退化し、次第に海の中へと溶けていくとされています。
つまり死んでいく…ということですね。
それに対して、ベニクラゲは、肉団子のような状態となるとキチン質の膜で自分を覆って海底にある固い物質に付着し、再びポリプへと若返るとされています。
これが、死なないベニクラゲの所以。そんなベニクラゲですが、遺伝子構造が人間に似ているとされています。
ベニクラゲは人間に似た遺伝子構造
ベニクラゲは、実は人間と似ている部分があるそうです。
ベニクラゲが属している「刺胞動物門」と、人類が含まれている「脊索動物門」は進化を辿れば繋がているとされています。
まぁ、もちろん個人的には多細胞動物ということ以外つながりがないんじゃないかなーと思うし、人間とクラゲの遺伝子構成はそこまで変わらないかもしれないけど、そういう動物、生物って結構いるんじゃ…というところも思うんですけどね。
ただ、誰も信じていないような、今までの常識ではありえないとされていた研究が、世界を変える事例が数多くあるのは間違いないので…今後、どんどんベニクラゲの生態が解明されていけば、もしかしたら人間も老いることなく、生き続けることが可能になるかもしれません…。ちょっと怖い気もしますが…。
まだまだ研究が続いているものですが…もしかして研究が進んでいけば、人間の病気の治療やアンチエイジング、寿命の延長などに応用できるかも?っていうのは夢ですよねー。