ドラマ、映画にお勧めのVODサービスはこちら
昨日エアコン掃除をして…フィルターも全部洗って、エアコン用のスプレーを使って、さぁ使うぞ!って思ったら…エアコンのリモコンが動かず…
電池切れかな?ってあけてみたらエアコンのリモコンが白い粉に覆われていました…。
そしてエアコンのリモコンも無事死亡…。
あと処理するときに乾電池の白い粉を酢で触ってしまったのですが、調べてみたら素手で触るのは絶対にNGでした…。
色々調べたので、シェアしますね…。
Table of Contents
乾電池の白い粉触った場合の対処法
乾電池の中の白い粉を触ってしまいました…。
アルカリ乾電池の中に入っていたアルカリ液が漏れ出し、大気中の二酸化炭素と反応して結晶化したものとなっています。マンガン電池から漏れ出たものも、アルカリ性電解液より危険性は少ないものの、やはり触った場合は水で洗い流すべきです。
機器から液もれした電池を取り出す際は、皮ふや衣服に付着しないように取り出し、ティッシュなどで電池を包み、ビニール袋等に入れてから、お住まいの市町村の指示に従って廃棄してください。
また、機器等に付着したアルカリ液の結晶を水で濡らした綿棒やティッシュ等で拭き取ってください。
ここで大きなポイントは、素手では触らないこと!!!
触った場合はとにかく流水で洗い流す液漏れした電池に付着している白い粉は、電解液が空気に触れることで結晶化したものであり、水溶性の物質です。
白い粉自体を触ってすぐに問題はなくとも、その粉が水や汗に溶けることで化学やけどを起こす可能性が出てきます。
万一、電池のアルカリ液が皮ふや衣服に付着した場合は、水道水などの多量のきれいな水で洗い流す必要があります。
めちゃくちゃ手洗いました…。手洗い習慣がコロナ禍でできててよかったです…。
アルカリ液が目に入った場合は、失明などのおそれがありますので、こすらずにすぐに水道水などの多量のきれいな水で洗った後、さらに口に入ると激しい頭痛や嘔吐の症状が出たりもしますので…医師の治療が必要になりますよ!!
化学やけどとは、化学物質による皮膚・粘膜の損傷のことです。
通常のやけどのような熱傷より、時間とともに皮膚の奥へ損傷が進行することが多い特徴があるため、触ってすぐに問題がなくても安心してはだめらしいです…。
化学やけどの際は、大量の水道水に勝る中和剤はないとの見解もあるため、電解液や白い粉を触った場合は、まずは水で洗い流すことが大事!!
乾電池の白い粉の危険性
電池は正極、負極、電解液で構成されており、それらの化学反応によって電気を起こしています。
液漏れする際の液体とは、その中の電解液のこと。
電池の液漏れは危険だ、というのは皆さん知ってると思うのですが、何が危険かというと…そもそもこの電池の液漏れで出てくる液体は、発電した電気を通すために乾電池の中に蓄えられている電解液なんですよね。
液体だけでなく粉末状になっている場合もありますが、これは液体が時間の経過とともに固形になったためです。
俺のエアコンの電池がこうなったんですよね…。
電池交換をしようとしたとき、電池周辺に白い粉が付着している場面に遭遇しちゃいました…。
その電池を素手で取り出し、リモコン内部を簡単に拭いて終わりとしていたら、それはかなり危険ですね。
アルカリ電池の場合は「水酸化カリウム」で、強アルカリ性のため皮膚を溶かすほどの危険な液体です。誤って目に入ると失明する恐れもあります。
マンガン電池の場合は「塩化亜鉛の水溶液」が入っています。塩化亜鉛は弱酸性で、水酸化カリウムより人体に有毒ではないとはいえ、目に入ると傷つく恐れがあるため注意が必要です。
人によっては電池の液漏れは日常茶飯事で気にせず素手で取り替える、という人もいるかもしれませんが…人体に有毒な成分が含まれているため、素手では触らず、皮膚に直接触れないように注意しましょう。
手に触れてしまった場合は、必ず多量の水で洗い流してくださいね!!
乾電池の白い粉の掃除や捨て方
電池周囲に付着した液体や白い粉をそのまま放置することはできないため、掃除が必要となります。
俺の家のエアコンのリモコンは死んでしまったのですが…皆さんの家のリモコンが死ぬ前にしっかりと掃除をしてくださいね…。
- 防水性ゴム手袋
- メガネ
- ティッシュペーパー
- 雑巾
- 綿棒
で、白い粉が飛び散らないようにゴム手袋とメガネでガードして下さい。
液漏れした電池はティッシュペーパーで包み、ビニール袋に入れて密閉してください。
そして、電池の降れていた電気機器はティッシュペーパーや雑巾できれいにふき取ってください。
液漏れした液体がすでに白い粉になっている場合は、掃除の際に粉が飛び散って目や口に入らないよう、ゴム手袋とゴーグルを着用する。
液漏れした電池をティッシュペーパーで包み、ビニール袋へ入れる。
電池の触れていた電気機器や家具に付着した液体は、ティッシュペーパーできれいに拭き取る。
水で濡らした綿棒も使って白い粉が全部なくなるまで掃除をしてください。
液漏れのため電池がくっついていたり、膨張していたりする場合があります。電池が外れにくい場合は、決して素手で取ろうとせず、マイナスドライバーなどを使って取ってくださいね。
電解水は水に溶けるため、液漏れした部分には濡らしたティッシュや雑巾、汚れに応じて歯ブラシや綿棒なども使い、しっかり拭きとってください。
乾電池の白い粉が出ないようにする予防法
液漏れが起こる原因としては、使い切った電池を放置していたり、種類の異なる電池を混ぜて使用していたり、新しい電池と古い電池を混ぜて使っていたりする場合が考えられます。
電池には使用推奨期限があるため、まずはこの期限を守ることが重要ですよ!!
未使用品の場合であっても長期に渡って保管していたり、高温多湿などの保管状況によっては液漏れすることがあるので…俺みたいにずぼらにならずに、しっかりと使用期限を守って使うことが液漏れの予防になりますよ。
使用期限内でも、定期的に電池を交換することも重要!
おもちゃやリモコンなどは電池を入れっぱなしにしてそのまま、という人も少なくないでしょうが…動く場合でも液漏れしているということもありますから、たまに確認しておくこと、エアコンのリモコンのように、長期間使わないものは電池を抜いておくことも大事。
また液漏れしにくい電池というのも売っているのでそちらを使うのもありだと思います!
こういうのが液漏れ防止として売っています。
まとめ
電池に付着した白い粉の危険性とその処理の仕方について紹介したがいかがだっただろうか。電池は身近なものであるだけに、液漏れしてもつい、たいしたことはないと考えてしまうかもしれない。しかし、実は非常に危険な物質なのだ。電池事故の多くは液漏れによるトラブルであり、小さな子どもの被害報告も少なくはない。今回紹介した内容を参考に、思わぬ危険な事態が起こらないよう注意して欲しい。
あー、まとめたところで、エアコンのリモコン死んだのは帰らない…。
乾電池の白い粉、本当に気を付けないといけませんね…。
新しいの買わないとな…。