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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、
言わずと知れた、音楽史上極めて偉大な作曲家の一人です。
ベートーヴェンのことは、 名前は知っていても、 曲までは知らないなーって人が多いと思うので、
これを知ってると、 「お、この人音楽知ってるな?」 って思ってもらえるような情報を書いていきます!
続きで、ベートーヴェンのピアノソナタのうち、
有名な3大ピアノソナタについて解説していきます。
曲と、
ベートーヴェンの作曲したピアノソナタは、 全部で32曲。
そのうち、3大とは、 現代では以下の3つを指すことが普通です。
ピアノソナタ第8番「悲愴」
ピアノソナタ第14番「月光」
ピアノソナタ第23番「熱情」
この3つに
ピアノソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」
ピアノソナタ第17番「テンペスト」
ピアノソナタ第26番「告別」
が加わって、○大ピアノソナタって言われることもありますが、
基本的には、最初の3つを覚えていたら、
おー、この人知ってるんだなーって思われます。
名前と、番号だけでも覚えているとかっこいいですよ!!
それぞれの曲の解説をしていきますね。
Table of Contents
ピアノソナタ第8番「悲愴」
ピアノソナタ第8番ハ短調作品13『大ソナタ悲愴』は、
ベートーヴェンが作曲した10番目の番号付きピアノソナタであり、
初期を代表する傑作。
ベートーヴェンの三大ピアノソナタにも含まれる人気曲。全楽章とも有名。
『大ソナタ悲愴』という標題は、
ベートーヴェン自身が名づけた数少ない標題の例。
珍しい曲のひとつです。
ベートーヴェン自身が楽曲に標題を与えることは珍しく、
ピアノソナタのなかではほかに『告別』があるのみで、
その他の標題(『月光』など)はベートーヴェン以外が名づけている。
この曲はそれまでのピアノ曲とは異なり、
人間的な感情の表現が豊かになってて、
ロマン派音楽のピアノ書法の原点のひとつとみなすことが可能であり、
また、ピアノのロマン的な特性を利用することに成功した初めての曲と言われています。
大事な1曲ですよね。
ピアノソナタ第14番「月光」
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調『幻想曲風に』作品27の2は、
一般には『月光ソナタ』として知られており、
ベートーヴェンの三大ピアノソナタのひとつ。
「月光」という標題は作曲者の意図するところではなく、
ベートーヴェンの死後、1832年にルートヴィヒ・レルシュタープ(ドイツ語版)が第1楽章について
「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」とコメントしたことに由来する。
月の光のような印象があるのは第1楽章のみで、
「月光」という語には単にこの曲の通称という以上の意味はない。
1801年、ベートーヴェンが30歳のときの作品。
ベートーヴェンの弟子で、恋人でもあったイタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ・グイチャルディに捧げるために作曲。
ジュリエッタは当時17歳でありベートーヴェンとは14歳差になるが、
ベートーヴェンが苦しめられたのは年齢差よりも身分の差であったそうな。
なお、ジュリエッタはシントラーの伝記で「不滅の恋人」であるとされている。
なお、後述の尋常小学校の物語が引用されることがあるが、作り話である。
ピアノソナタ第23番「熱情」
ベートーヴェンのピアノソナタ第23番ヘ短調作品57は、
ベートーヴェンの作曲した23番目の番号付きピアノソナタで、
「熱情(アパショナータ)」として有名で、ベートーヴェン中期の最高傑作のひとつとして名高いもの。
ベートーヴェンの全作品中においても、
燃えるような激しい感情と寸分の隙もない音楽的構成の一致から、
最高傑作の中のひとつとされています。
終楽章を短調で締めくくるものとしては、
ベートーヴェンのピアノソナタ中最後の一曲であり、
この曲の完成以後、彼は四年もの間ピアノソナタを書かず、
再着手後もついにこのような激情をあらわにした曲を作ることはありませんでした。
これが最高到達点という人も多いですよね。
3大と呼ばれる理由・・・実のところ?
さて、上記の3つのピアノソナタが、 3大と呼ばれる理由知ってます??
実は音楽的評価とは関係ないんですよ。
ぶっちゃけ最初はレコード会社の販売戦略の問題でしたw
昔LPレコードにいれるときに、
入る曲の時間が決まっていて、この3つが選ばれたのが始まりと言われています。
収録可能な曲で、かつ、人目を引きやすい表題の付いている曲を選んだそうな。
バレンタインデーみたいに、いろいろ商売とかからうまれる伝統ってあるよね。