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片栗粉が手元にない時のために、その代用品と使い方を紹介します。片栗粉の代わりになる食材や、その利用法について説明し、また大量に使えるレシピも紹介します。
Table of Contents
片栗粉とは
片栗粉は、料理のとろみづけや揚げ物の衣に使われる粉です。その特性を活かし、和菓子や葛湯にも利用されます。白くて光沢があり、触るとキュッキュッとした感触があります。江戸時代には、飲料や薬用としても使われていました。
主にでん粉から作られ、小麦粉と比較して透明感があり、粘り気が少ないため、食材をサッととじる際や、和菓子や洋菓子の材料として使われます。また、料理のとろみ付けや、衣のコーティングにも利用されることがあります。片栗粉は、小麦アレルギーの人やグルテンフリーの食事を摂る人にとって代替品としても用いられます。
片栗粉の原材料
昔はユリ科のカタクリの根から作られていましたが、生産量が少ないため、現在は主にじゃがいもを原料としたでんぷんが使われています。
片栗粉の計量
片栗粉の分量は小さじ1杯で3g、大さじ1杯で10gです。これは他の調味料と異なる場合があるので覚えておくと便利です。
料理別の分量の目安 軽くとろみをつけたいスープの場合は、水200ccに対して片栗粉小さじ1/2、しっかりとろみをつけたいあんかけなどの場合は、水200ccに対して片栗粉大さじ1が目安です。
片栗粉の代用品とその使い方
とろみ付けの場合
- コーンスターチ: 片栗粉と同じように使えますが、少し粘度が弱めです。透明感はありませんが、冷めても粘度が落ちないのが特徴です。
- 葛粉: 片栗粉よりもやや粘度が弱いですが、冷めると固まりやすいので、和風だしなどに向いています。
- 小麦粉: とろみ付けには使えますが、片栗粉ほどの粘度は期待できません。スープやカレーのとろみ付けには適しています。
- ゼラチン: 透明感のあるとろみを出すことができます。18℃〜25℃で溶け、口に含むととろけます。
- てんぷら粉: 小麦粉よりも少し粘度があり、とろみ付けに使えます。
揚げ物の衣の場合
- 小麦粉: 片栗粉の代わりに使うと柔らかい衣になります。唐揚げに使うとジューシーに仕上がります。
- 米粉: 油を吸いにくく、カリッと軽い食感になります。焦げやすいので注意が必要です。
- コーンスターチ: サクサクで軽く揚がり、時間が経ってもベタつきにくいです。
つなぎの場合
- 小麦粉: ハンバーグやつみれなどに使うと、グルテンの作用でしっかりとまとまります。
糖質やカロリーを抑えたい場合
- サイリウム: オオバコ科の植物で、水に溶かすととろみが出ます。
- おからパウダー: 唐揚げの衣に使えます。大豆粉やふすま粉も同様に利用できます。
片栗粉と他の粉類の違い
- 小麦粉: 見た目はわずかに黄色っぽく、さらさらした触感があります。揚げ物に使うとサクサクに仕上がり、とろみ付けにはさらっとした仕上がりになります。
- コーンスターチ: とうもろこしでんぷんが原料で、冷めても粘度が持続するため、冷たい料理に適しています。
- ベーキングパウダー: 膨張剤であり、片栗粉とは用途が異なります。
これらの代用品を活用すれば、片栗粉がなくても様々な料理に対応できます。
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