「もうすぐ子供の卒業式。お父さんの服装って、ネクタイなしでも大丈夫?」 「周りのパパがどんな格好をしてくるか不安…浮きたくない!」
お子さんの大切な門出。お祝いしたい気持ちはやまやまですが、自分の服装マナーに自信がなくてソワソワしているパパも多いのではないでしょうか?最近はカジュアルなスタイルも増えていますが、一方で「やっぱり式典だから失礼のないようにしたい」という思いもありますよね。
この記事では、卒業式でのノーネクタイのOK・NGラインから、だらしなく見えない着こなしのコツ、さらには**「デキるパパ」に見える小物の活用術**まで、分かりやすく徹底解説します!
これを読めば、当日の服装に迷うことはもうありません。自信を持って胸を張り、最高にカッコいいお父さんとしてお子さんの晴れ舞台を見守ってあげましょう!
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卒業式のノーネクタイ、結局「あり」なの?「なし」なの?
結論!卒業式でのノーネクタイは「基本はNG」だけど…
子供の晴れ舞台である卒業式。お父さんとして何を着ていくべきか、一番悩むのが「ネクタイ」ですよね。結論からお伝えすると、日本の卒業式という式典において、ノーネクタイは「基本的にはマナー違反」とされることが多いのが現状です。卒業式は「冠婚葬祭」の「冠」や「祭」に当たる儀式であり、最も格式高い場所の一つだからです。
しかし、最近では「クールビズ」の浸透や、学校行事のカジュアル化が進んでいることも事実です。そのため、「絶対にダメ」というわけではなく、状況によっては許容されるケースも増えてきました。大切なのは、「自分がどうしたいか」よりも「その場にふさわしいか」という視点を持つことです。
もし、周りのパパたちが全員ビシッとネクタイを締めている中で、自分だけがノーネクタイだったら…想像するだけで少しソワソワしてしまいますよね。基本は「ネクタイを締めるのが正解」という前提を持ちつつ、どうしても外したい場合は、この後解説する「ルール」をしっかり守る必要があります。
最近の傾向:カジュアルな学校や私立・公立での違い
最近の卒業式スタイルは、学校の校風によってかなり差が出ています。一般的に、公立の中学校や小学校では、お父さんの服装も多様化が進んでいます。ネクタイを締めないパパもちらほら見かけるようになりましたし、中にはジャケパンスタイルで参加する方もいます。
一方で、私立学校や伝統のある学校、国立の附属学校などの場合は、話が別です。こうした学校では、今でも「ダークスーツにネクタイ」が暗黙の了解となっていることがほとんど。ノーネクタイで出席すると、一人だけ浮いてしまい、お子さんに恥ずかしい思いをさせてしまうリスクもあります。
また、地域性も影響します。都会のカジュアルな雰囲気の学校と、伝統を重んじる地域の学校では基準が異なります。もし判断に迷うなら、奥様を通じてママ友ネットワークで「去年のお父さんたちはどんな感じだった?」とリサーチしてもらうのが一番確実な方法です。
なぜ「ネクタイなし」は失礼だと思われてしまうのか
「ネクタイ一本でそんなに変わるの?」と思うかもしれませんが、儀式におけるネクタイは「敬意の象徴」としての役割があります。卒業式は、子供たちの門出を祝う場であると同時に、お世話になった先生方や学校に対して感謝を示す場でもあります。
ネクタイを締めるという行為は、「私はこの場を大切な儀式として尊重しています」というメッセージになります。逆にノーネクタイだと、どれだけ高級なスーツを着ていても、相手からは「リラックスしすぎている」「重要視していない」と受け取られてしまう可能性があるのです。
特に年配の先生方や保護者の中には、服装のマナーを重んじる方も多いです。余計な誤解を招いて、せっかくの感動的な1日に水を差すのはもったいないですよね。ノーネクタイで行くなら、そういった「周囲の視線」があることも覚悟した上で、それをカバーするほどの清潔感を演出する必要があります。
「ジャケパンスタイル」ならノーネクタイでも許される?
上下セットのスーツではなく、上下別々のジャケットとパンツを合わせる「ジャケパンスタイル」。最近のビジネスシーンでは定番ですが、卒業式ではどうでしょうか。結論としては、公立の小学校などカジュアルな雰囲気の式であれば「あり」です。
ただし、ジャケパンスタイルでノーネクタイにする場合は、ビジネスの時よりもさらに「カッチリ感」を意識しなければなりません。例えば、ジャケットはネイビーの落ち着いたもの、パンツはグレーのウールパンツなど、誰が見ても「きれいめ」な格好であることが条件です。
ここで注意したいのは、ジャケパン×ノーネクタイは、実はスーツ×ネクタイよりもコーディネートの難易度が高いということです。適当に組み合わせると、ただの「休日のお出かけスタイル」に見えてしまいます。学校の雰囲気が自由であることを確認した上で、大人の品格を保てる自信がある場合にのみ、このスタイルを選びましょう。
迷ったらこれ!失敗しないための「判断基準」
「結局、自分はどうすればいいんだ!」と頭を抱えているパパへ。迷った時の究極の判断基準は、「迷うくらいならネクタイを締める」です。これはファッションの鉄則ですが、フォーマルな場で「正装すぎて困る」ことはあっても、「カジュアルすぎて恥をかく」ことは避けたいからです。
もし当日の朝、鏡の前で「ノーネクタイでいいかな…でも不安だな」と思ったら、迷わずネクタイを手に取ってください。ネクタイを締めていれば、どんな学校の卒業式であっても失礼になることは100%ありません。
どうしても首元が苦しい、あるいはトレンドを意識したいという場合は、カバンの中にネクタイを忍ばせておき、校門の前で周りのパパたちの様子を見てから決めるという「後出しジャンケン」的な方法もアリです。大切なのは、お子さんの晴れ舞台を、あなた自身がリラックスして、かつ堂々と見守れる服装であることです。
それでもノーネクタイで行く場合の「正解」スタイル
ただ外すだけはダメ!「だらしなく見えない」首元の工夫
「今日はノーネクタイでいくぞ」と決めたとしても、いつものスーツからただネクタイを抜いただけの状態は絶対に避けましょう。なぜなら、普通のビジネスシャツはネクタイを締めることを前提に作られているため、第1ボタンを外すと襟がペタンと寝てしまい、だらしない印象を与えてしまうからです。
ノーネクタイスタイルの最大の敵は「お疲れ感」です。ネクタイがない分、視線はダイレクトに首元へと向かいます。そこで襟がクタクタだと、一気に「仕事帰りの飲み会」のような雰囲気になってしまいます。
ノーネクタイで行くなら、襟元が自立するようにしっかりとアイロンをかけ、キーパー(襟の裏に入れる芯)を活用するなどして、ピシッとした立体感を保つ工夫をしましょう。ネクタイという主役がいない分、シャツそのものの「立ち振る舞い」が全体の印象を左右することを忘れないでください。
シャツの選び方が命!ボタンダウンやホリゾンタルカラーの活用
ノーネクタイを成功させる鍵は、実は「シャツの形」にあります。おすすめなのは、襟の先に小さなボタンがついた「ボタンダウンシャツ」や、襟の開きが水平に近い「ホリゾンタルカラー(カッタウェイ)」のシャツです。
ボタンダウンシャツは、もともとスポーツ由来のカジュアルな形ですが、襟が崩れにくいため、ノーネクタイでも清潔感をキープしやすいのが特徴です。ホリゾンタルカラーは、第1ボタンを開けた時に襟が綺麗に外側に広がるため、首元がスッキリと、かつ色っぽく(大人っぽく)見えます。
逆に、一般的な「レギュラーカラー」や「ワイドカラー」のシャツでボタンを外すと、襟がジャケットの内側に潜り込んでしまい、貧相な見栄えになりがちです。ノーネクタイで行くと決めているなら、それに特化したシャツを一着新調するくらいの気合いが、オシャレパパへの近道です。
襟(えり)が立っていることが「清潔感」を生むポイント
ノーネクタイでも「ちゃんとしてる感」を出すための絶対条件は、襟の立ち具合、つまり「高さ」です。専門用語では「台襟(だいえり)」と呼ばれる部分が高いシャツを選ぶと、首回りがしっかりとして見え、ネクタイがなくてもフォーマルな雰囲気を維持できます。
襟がしっかり立っていると、顔周りがシャープに見えるという嬉しい効果もあります。卒業式では写真を撮る機会も多いですよね。後で見返したときに、襟が潰れて首が短く見える写真よりも、スッと襟が立った姿の方が圧倒的にカッコよく映ります。
もし手持ちのシャツを使う場合は、洗濯糊(のり)をしっかり効かせて仕上げるか、クリーニング店で「糊強め」でオーダーするのも手です。小さなことですが、この襟元の「シャンとした感じ」こそが、マナー違反に見せないための防波堤になってくれます。
Vゾーンが寂しいときは「ジレ(ベスト)」を挟んでカバー
ネクタイを外すと、胸元の「Vゾーン」がどうしてもガランと空いてしまい、物足りなさを感じることがあります。そんな時の救世主が「ジレ(ベスト)」です。スーツの中に一枚ベストを着込むだけで、一気にフォーマル度が跳ね上がります。
ベストがあることで、シャツの露出面積が減り、ネクタイがなくても「あえてこのスタイルにしている」というファッションとしての意図が伝わりやすくなります。また、お腹周りをスッキリ見せてくれる視覚効果もあるため、体型が気になるパパにもおすすめです。
色はスーツと同素材の「三つ揃え(スリーピース)」にするのが最も無難で確実ですが、あえて少し色味の違うグレーやネイビーのベストを合わせるのもオシャレです。ジレを一枚挟むだけで、ノーネクタイの「手抜き感」が「洗練されたスタイル」に昇華されます。
インナーが見えるのは絶対NG!アンダーウェアの選び方
ノーネクタイスタイルで最もやってはいけない「致命的なミス」があります。それは、開いた首元から中の肌着(インナー)がチラリと見えてしまうことです。これは卒業式に限らず、大人の男として絶対に避けたいポイントです。
白いクルーネック(丸首)のTシャツが見えてしまうと、どんなに良いスーツも台無し。一気に中学生のような幼さや、生活感が出てしまいます。ノーネクタイの時は、必ず首元の深い「Vネック」のインナーを選びましょう。
さらに言えば、色は「白」ではなく「ベージュ」がおすすめです。肌の色に近いベージュなら、シャツの上から透けることもなく、よりスマートな印象を与えられます。卒業式の朝、バタバタして適当なシャツを着込んでしまわないよう、前日にインナーまでしっかり準備しておくのがデキる男の嗜みです。
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次世代のライフスタイルに【ORIHICA(オリヒカ)】周りと差がつく!「ネクタイあり」をオシャレに楽しむコツ
卒業式にふさわしいネクタイの色と柄(ネイビー、グレー、ドット)
「やっぱりネクタイを締めていこう」と決めたなら、次はデザイン選びです。卒業式は「お祝い」の場であると同時に「別れ」の場でもあります。そのため、あまりに派手な色は避けつつも、華やかさを忘れないバランスが重要です。
王道は「ネイビー(紺色)」です。誠実で知的な印象を与え、どんな色のスーツにも合います。次に使いやすいのが「シルバーグレー」。結婚式ほどキラキラしすぎない、落ち着いた光沢のあるグレーは、式典にふさわしい格調高さを演出してくれます。
柄については、無地(ソリッド)が最もフォーマルですが、少し個性を出したいなら「小さめのドット(水玉)」や「レジメンタル(斜めストライプ)」がおすすめです。ただし、ストライプはあまり太すぎない、落ち着いた配色を選びましょう。これらの色と柄をベースにすれば、誰からも好印象を持たれる「素敵なパパ」の完成です。
派手すぎ注意!避けるべきNGな色とデザイン
おめでたい席だからといって、何でもアリというわけではありません。特に避けるべきなのは、目がチカチカするような蛍光色や、真っ赤なネクタイ、大きなキャラクターものなどです。主役はあくまで子供たち。お父さんが目立ちすぎるのは禁物です。
また、「黒いネクタイ」も卒業式には向きません。黒は葬儀を連想させるため、お祝いの場には不適切とされています(ただし、黒地に華やかな柄が入っているものなどはケースバイケースです)。
さらに、ブランドロゴが全面に押し出されたようなデザインも、品を損なう可能性があるため注意が必要です。あくまで「さりげなく高品質」なものを選ぶのが、大人の男の余裕を感じさせるポイントです。鏡を見て、「今日の自分、ちょっとうるさいかな?」と感じたら、一段階落ち着いた色味に変える勇気を持ちましょう。
ネクタイの結び方ひとつで印象が変わる?「ディンプル」の魔法
ネクタイを締める際、ぜひこだわってほしいのが「ディンプル」です。ディンプルとは、結び目のすぐ下につくる「くぼみ」のこと。これがあるだけで、ネクタイに立体感が生まれ、一気にプロっぽい仕上がりになります。
やり方は簡単です。結び目をギュッと引き締める前に、人差し指でネクタイの真ん中に溝を作り、そのままゆっくりと形を整えながら締めるだけ。この一手間だけで、平坦で退屈なVゾーンが、表情豊かなオシャレ空間に変わります。
反対に、結び目がゆるゆるで、シャツの第1ボタンが見えてしまっているのは非常にカッコ悪いです。結び目はしっかりと襟元まで引き上げ、ディンプルをキープする。この「細部へのこだわり」が、奥様や他のお母さんたちから「あのパパ、素敵ね」と思われるかどうかの分かれ道になります。
春らしさを演出する「素材感」の選び方(シルク以外もアリ?)
卒業式が行われる3月は、春の訪れを感じる季節。ネクタイの素材にも少し季節感を取り入れると、オシャレ度がグッと上がります。定番は光沢のある「シルク(絹)」ですが、あえて少しマットな質感の素材を選ぶのも面白いです。
例えば、シルクに少しウールが混ざったものや、フレスコタイのような織りに表情があるタイプは、落ち着いた大人の雰囲気を演出するのに最適です。あまりに厚手のウールタイだと冬っぽくなりすぎますが、適度な素材感の変化は、普通のビジネスマンとの差別化になります。
ただし、リネン(麻)などは夏っぽすぎて時期尚早ですし、ニットタイは少しカジュアルすぎる印象を与えることがあるため、避けたほうが無難です。「上品な光沢」と「春らしい軽やかさ」を両立した素材を選ぶことで、季節の節目を彩る素敵な装いになります。
意外と見られている!ネクタイピンで大人の余裕を演出
最後にもう一つ、ネクタイ周りの重要アイテムが「ネクタイピン」です。ネクタイピンには、ネクタイがブラブラ動くのを防ぐという実用的な役割だけでなく、Vゾーンにアクセントを加える装飾品としての役割もあります。
卒業式のような場では、あまりギラギラした装飾のものより、シルバーのシンプルなクリップタイプや、真珠(パール)が小さくあしらわれたものなどが上品で好まれます。ネクタイを少し持ち上げて「ふんわり」させた状態で固定すると、立体感が出てさらにカッコよくなります。
ネクタイピンをしているパパは意外と少ないため、これひとつで「細かいところまで気を使っているんだな」という印象を与えられます。高価なものである必要はありませんが、しっかりと手入れされたピンを一つ持っておくと、冠婚葬祭あらゆる場面で重宝しますよ。
足元から小物まで!「トータルコーディネート」で失敗しない
スーツの色は「ダークカラー」が鉄則な理由
卒業式の主役は子供たち、そして脇を固める先生方や保護者は「控えめながらもきちんとした格好」が求められます。そのため、スーツの色は「ネイビー(濃紺)」「ダークグレー(チャコールグレー)」「ブラック(ブラックスーツ)」の3択が基本です。
明るすぎるライトグレーやベージュ、派手なチェック柄などは、式典の厳かな雰囲気から浮いてしまうためおすすめしません。ダークカラーのスーツは、着る人を誠実で落ち着いた印象に見せてくれるだけでなく、写真に撮られた時も背景に馴染みやすく、主役の子供を引き立ててくれます。
もし「真っ黒は地味すぎるかな?」と感じるなら、深いネイビーを選んでみてください。光の当たり方で表情が変わり、若々しさと品の良さを同時に手に入れることができます。素材も、できるだけシワのない、ウール100%の上質なものを選ぶと、長時間の着席でも美しさをキープできます。
靴とベルトの色を合わせるだけで「デキるパパ」に見える
ファッション初心者から上級者まで、絶対に守るべき鉄則。それが「靴の色とベルトの色を合わせる」というルールです。これがズレていると、どんなに良いスーツを着ていても全体がチグハグな印象になってしまいます。
卒業式なら、黒の革靴には黒のベルト、茶色の革靴には茶色のベルト(できれば色味も合わせる)を徹底しましょう。色は「黒」が最もフォーマルで間違いありませんが、濃いめのダークブラウンもネイビーのスーツにはよく合います。
意外と盲点なのが、靴の状態です。当日の朝、靴が汚れていたり、かかとがすり減っていたりしませんか?「足元を見る」という言葉がある通り、人は無意識に靴の状態でその人の人となりを判断することがあります。前日までにしっかりと磨き上げ、鏡のような光沢を宿らせた靴で、晴れの日を歩きましょう。
ポケットチーフはノーネクタイ派の「最強の味方」
もしノーネクタイで出席することを選んだなら、その代わりに必ず取り入れてほしいのが「ポケットチーフ」です。胸ポケットに白い布を一枚挿すだけで、ノーネクタイの「物足りなさ」が一気に解消され、フォーマルな装いへと格上げされます。
チーフの色は、清潔感あふれる「白」一択です。素材はリネン(麻)が最も格式高いですが、シルクでも構いません。折り方は、ポケットから数ミリだけ直線的に出す「TVホールド(スクエア)」という形が、最もシンプルで知的です。
もちろん、ネクタイを締めている場合でもチーフは有効です。むしろ、「ネクタイ+チーフ」の組み合わせは、お祝いの席における完璧なマナーとも言えます。これがあるかないかで、「ただの仕事着のパパ」か「素敵な紳士のパパ」かが決まると言っても過言ではありません。
靴下は何色が正解?くるぶし丈や白ソックスがNGな理由
「靴下なんて見えないでしょ」と油断していませんか?卒業式は、体育館で椅子に座る時間が長いです。椅子に座るとズボンの裾が上がり、意外なほど靴下が露出します。ここで失敗すると、せっかくのコーディネートが台無しです。
絶対にNGなのは、白い靴下や、カジュアルなスニーカーソックス(くるぶし丈)です。スーツスタイルにおいて、座った時に「すねの毛」が見えてしまうのは最大のマナー違反。靴下は、スーツの色に合わせた「黒」「ネイビー」「ダークグレー」のいずれかで、膝下まである「ロングホーズ(長い靴下)」を選ぶのが正解です。
色はスーツか靴の色に合わせるのが基本です。ダークカラーの無地であれば、まず間違いありません。細かい部分ですが、こういった「見えない部分への配慮」が、全体の完成度をグッと底上げしてくれるのです。
意外な落とし穴!腕時計やカバンのチェックポイント
最後は小物類です。意外と目に入るのが腕時計。あまりにゴツすぎるスポーツウォッチや、アウトドア用のデジタル時計は、スーツスタイルには少し不釣り合いです。できれば、シンプルな革ベルトやメタルの3針時計など、ドレス感のあるものを選びましょう。
また、荷物を入れるカバンにも注意が必要です。卒業式は資料や記念品を持ち帰ることも多いため、サブバッグがあると便利ですが、メインのカバンをリュックにするのは避けたいところ。手持ちのブリーフケースや、シンプルなクラッチバッグ、あるいは「手ぶら」で行くのが最もスマートです。
最近はスマホで撮影するパパも多いですが、スマホケースがあまりに派手だったり、ボロボロだったりするのも意外と目立ちます。特別な日だからこそ、身の回りの持ち物すべてを一度客観的にチェックして、卒業式の雰囲気に調和しているか確認してみましょう。
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次世代のライフスタイルに【ORIHICA(オリヒカ)】当日に焦らない!パパが知っておくべき参列マナー
体育館は寒い?防寒対策とスマートなコートの扱い
3月の卒業式、実は「寒さとの戦い」でもあります。特に体育館は冷え込みやすく、長時間じっと座っていると足元からジワジワと冷気が襲ってきます。スーツの下に薄手の保温インナー(ヒートテックなど)を着ていくのは、賢い選択です。
また、コートをどうするかも悩みの種です。校舎内に入る前に脱ぐのが基本マナーですが、脱いだ後のコートが荷物になってしまいます。おすすめは、折りたたんでもシワになりにくい素材のコートを選ぶか、薄手のステンカラーコートなど、かさばらないものを選ぶことです。
体育館の中まで持ち込む場合は、スマートに畳んで膝の上に置くか、指定の荷物置き場に綺麗に収めましょう。寒さに震えて式の最中にガタガタ動いてしまうと、周りの迷惑にもなります。事前の「寒さ対策」も、立派なマナーの一つだと心得ておきましょう。
スリッパ持参は常識!スーツに合う携帯用スリッパの選び方
多くの学校では、上履きを持参する必要があります。ここで、学校が用意した使い古しの「便所サンダル」のようなスリッパを借りるのは、せっかくのスーツ姿が台無しになってしまいます。
パパにおすすめなのは、黒やネイビーの「レザー調の携帯スリッパ」です。二つ折りにできるコンパクトなものや、専用のポーチがついたものが1,000円〜2,000円程度で手に入ります。スーツの足元がしっかりとした黒いスリッパであれば、全身のバランスが崩れず、立ち姿も綺麗に見えます。
また、脱いだ靴を入れるための「靴袋」も忘れずに。レジ袋をガサガサさせるのではなく、黒い布製の袋などを用意しておくと、さらにスマートです。こうした細かい準備ができているパパは、周りの保護者からも一目置かれる存在になります。
ビデオカメラ担当のパパが気をつけるべき服装の機能性
「お父さんはビデオ担当ね!」と任命されている方も多いはず。撮影に夢中になるあまり、服装が乱れてしまうのは避けたいものです。例えば、三脚をセットしたり、低い姿勢で撮影したりするときに、上着のボタンを留めたままだときつく感じることがあります。
動くことが多い場合は、ストレッチ性の高いスーツを選んだり、シャツがズボンからはみ出さないように「シャツ留め」を活用したりするのも手です。また、レンズを拭くためのクロスをポケットに忍ばせておくのも忘れずに。
注意したいのは、撮影に集中しすぎて、ネクタイが曲がっていたり、襟が立ってしまっていたりすること。時々、休憩時間などにトイレの鏡で自分の姿をチェックしましょう。記録映像に残る自分の姿も、できるだけビシッと決まっていた方が、将来子供と一緒に見返した時に嬉しいですよね。
夫婦で並んだ時の「格」を合わせる重要性
卒業式に夫婦で出席する場合、意外と重要なのが「夫婦の服装の格(バランス)を合わせる」ことです。奥様が華やかな着物やフォーマルなスーツで決めているのに、お父さんがノーネクタイのカジュアルすぎる格好だと、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
事前に「明日は何を着ていくの?」と奥様に確認し、二人が並んだ時に違和感がないか相談しておきましょう。基本的には、女性の方がフォーマルなことが多いので、男性側もそれに合わせてしっかりとネクタイを締めるのが無難です。
「夫婦揃っての記念写真」は、後々まで残る大切な宝物になります。お互いの色味を少し合わせたり、チーフの色を奥様のアクセサリーとリンクさせたりするのもオシャレです。二人で一つの「チーム」として、お子さんの門出に華を添えるような装いを目指しましょう。
最後にチェック!玄関を出る前の「身だしなみ鏡チェックリスト」
さあ、いよいよ出発です!でもその前に、最後にもう一度鏡の前に立ってください。以下の5項目をセルフチェックしてみましょう。
- 襟(えり): 折れ曲がっていないか?ネクタイの結び目はしっかり上がっているか?
- 肩: フケやホコリがついていないか?(暗いスーツは意外と目立ちます!)
- 鼻毛・ヒゲ: 剃り残しはないか?(式中のアップ写真は意外と近いです!)
- ズボンのチャック: しっかり閉まっているか?(一番恥ずかしい落とし穴です!)
- 姿勢: 胸を張って、子供を誇らしく見守る顔になっているか?
身だしなみが整うと、心にも余裕が生まれます。準備は万全。あとは、お子さんの成長をしっかりと目に焼き付け、最高の笑顔でお祝いしてあげてください。最高の卒業式になりますように!
記事全体のまとめ:自信を持って「おめでとう」を言える一日に!
今回は、卒業式におけるパパの服装、特に「ノーネクタイ」の是非や、オシャレに見せるためのテクニックについて詳しく解説しました。
- ノーネクタイは「基本NG」。ただし、校風に合わせて工夫すれば「あり」な場合も。
- ノーネクタイで行くならシャツ選びが命。ボタンダウンやホリゾンタルカラーで襟を立たせる。
- ネクタイをするなら「定番」を攻める。ネイビーやグレー、ドット柄で品良く。
- 小物の力を借りる。ポケットチーフやネクタイピンで「仕事着」を「正装」に変える。
- 足元に抜かりなし。靴とベルトの色を合わせ、座った時も見える靴下まで気を使う。
卒業式は、子供たちの成長を祝う大切な節目です。服装は、そのお祝いの気持ちを形にするもの。あなたがビシッと決めていることで、お子さんも「自分のために頑張ってくれたんだな」と感じ、誇らしい気持ちになれるはずです。
あまり難しく考えすぎず、基本のマナーを抑えた上で、あなたらしい「素敵なパパ」の姿で当日を迎えてくださいね。
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