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くず餅とわらび餅の違いとは?原材料や、作り方とカロリー・糖質をまとめます。

わらび餅

葛餅とわらび餅が別物だ、っていうのは知ってるんですが…どっちがどっちで何が違うのか、説明できます?

なんとなく見た目も似てるし、食感も似てるような(俺がバカ舌だからかもしれませんが)気がしているので…違いについて調べてみました!

「くず餅」と「わらび餅」って何が違うの?

食感や見た目、食べ方など、共通することが多い「くず餅」と「わらび餅」ですが…やっぱり違うもの。

なので、違いを知っていきましょう!

くず餅とわらび餅は、原材料が違う

まず原材料が違います。

くず餅の原材料は?

くず餅は、関東と関西とでは別物なのですが…それぞれの原材料はというと…。

関西のくず餅は「葛餅」とも書き、植物の葛の根から精製した「本葛粉」が原材料。中国などの外国産の本葛粉や、芋やトウモロコシのデンプンを使ったくず餅も多くなっています。

関東では小麦粉からグルテンを取り除いた「うき粉」を乳酸発酵させたものを原材料とし、葛餅と区別して「くず餅」「久寿餅」という字をあてて、江戸時代より主に東京の門前町で親しまれてきました。

大学時代、池上本門寺の近くの「久寿餅」屋さんでバイトしたこともあるぐらいには、和菓子済み。お会式の時期は本当にかなり混雑するんですよねー。

わらび餅の原料は?

それに対し、わらび餅の原材料は、植物の蕨の根から採取したデンプン「本わらび粉」です。

しかし本葛粉と同様、本わらび粉の精製にも多くの手間と時間がかかり、蕨1本から精製できるデンプン(本わらび粉)の量は5%程度とごくわずかであるため、今では芋やれんこんのデンプンを使ったわらび餅が一般的となっています。

つまり、本葛粉orうき粉で作るのが葛餅or「くず餅」「久寿餅」で、本わらび粉で作るのが「わらび餅」となります。

この記事は関東のくず餅と、わらび餅について書いていきますね。

くず餅とわらび餅は、作り方が違う

関東のくず餅とわらび餅は作り方にも大きな違いがあります。ただ関西の葛餅とわらび餅は作り方は一緒。

関東のくず餅は、乳酸発酵後のデンプンを何度も水洗いし、乳酸発酵による発酵臭や酸味を除きます。そして湯に溶かして型に流し、蒸し固めます。

それに対し、関西のくず餅とわらび餅は、まず原材料の本葛粉やわらび粉を水で溶かします(砂糖を加える場合もあります)。

これを火にかけると濁った液体が透明感のあるトロリとした状態になり、粘りが強くなっても根気よく混ぜ続けることで完成します。

くず餅とわらび餅は、食感と味わいが違う

風味も違うし、食感も違うと言いますよね。

関東のくず餅は、弾力のある食感と歯切れの良さがあります。さらに風味としては独特の酸味がありますよね。乳酸発酵特有の酸味。

関西のくず餅は、みずみずしくつるりとなめらかな口当たりです。

わらび餅はもっちりとした弾力と強いコシがあります。

市販のくず餅、わらび餅のカロリーや糖質は高い?

関東のくず餅のほうがわらび餅より現在はカロリーが低い可能性があります。

というのも本わらび粉で作ったのでない限りわらび餅粉で作るとカロリーが高くなる可能性があるんですよね。

本わらび粉であれば、ある程度抑えられるのですが、現在芋やれんこんのデンプンを使ったわらび餅が一般的ですので…芋のカロリーの高さはご存じのとおりですよね。

スーパーで売っているくず餅は、くず餅単体は120カロリーですが、黒蜜は113カロリー、きな粉は45カロリー。全部合計すると278カロリー。

ほかのデザートに比べるとカロリーは低いかなと思いますね。

それに対して、わらび餅は700カロリーぐらいあるものもスーパーで売っています。

これはびっくりしますよね。カロリー表記を見て、びっくりする人もいるのではないでしょうか?

でんぷんの粉や砂糖などが材料で、甘いわらび餅は糖質が多くなります。ダイエット中におすすめとは言えず、できれば控えていただきたい食品かもしれません。

ダイエット中は要注意なので、わらび餅自体にも砂糖が入っていて甘いので黒蜜はかけず、きな粉のみまぶして食べるのがおすすめですよ!!

あとお値段ははりますが…本わらび粉を使ったわらび餅はカロリー低いのでお勧めです!

もちろんくず餅も最高ですよ!