「えっ、ラジオ第2がなくなるの?」「これからの語学講座はどうやって聴けばいいの?」
2026年3月31日、NHKラジオ第2放送がその歴史に幕を閉じます。長年、英語講座や教養番組を日課にしてきた方々にとって、このニュースは大きなショックかもしれません。特にスマホ操作に慣れていない高齢層や、毎日のルーティンを大切にする学習者からは不安の声が上がっています。
でも、大丈夫です!放送終了は「学びの終わり」ではなく「新しい聴き方の始まり」です。
この記事では、2026年4月からも迷わず、これまで以上に快適に語学講座や情報をチェックするための具体的な代替方法を徹底解説します。スマホアプリの使い倒し術から、アナログ派に嬉しい意外な裏技まで、あなたの「聴く習慣」を守るヒントが満載です。
Table of Contents
なぜ終わるの?NHKラジオ第2終了の背景とスケジュール
2026年3月31日、ついに停波。ラジオ第2がなくなる理由
NHKラジオ第2(AM放送)が終了するのは、2026年3月31日の深夜です。この日を境に、これまでラジオのダイヤルを合わせて聞こえていた「NHK第2」の音声は止まり、静寂(またはノイズ)へと変わります。
なぜ終わってしまうのでしょうか。大きな理由は、メディア環境の変化とNHKの経営合理化です。現在、NHKは「ラジオ第1」「ラジオ第2」「NHK-FM」の3つの波を持っていますが、これを「AM」と「FM」の2つに整理することになりました。 インターネットが普及し、スマホでラジオを聴く人が増えた現代において、維持コストのかかるAM放送の設備をスリム化し、より効率的な運営を目指すための決断なのです。
長年親しんできた方には寂しいニュースですが、これは決して「サービスをやめる」ということではなく、時代に合わせた「新しい形へのバトンタッチ」と捉えることができます。
気象通報や株式市況はどうなる?終了する主な番組一覧
ラジオ第2といえば、語学番組以外にも「気象通報」や「株式市況」など、生活に密着した番組がありました。これらがどうなるのか、不安に思っている方も多いでしょう。
結論から言うと、多くの重要番組は他の放送波へお引越しします。 例えば、「気象通報」は新しい「NHK AM(旧ラジオ第1)」へと移行し、放送が継続される予定です。ただし、一部の番組(株式市況など)は放送そのものが終了し、インターネットでの情報提供に一本化されるものもあります。
外国語ニュースについても、地上波での放送は終了し、ネット配信や専用アプリでの提供がメインになります。「いつも聴いていたあの番組」が2026年4月から何時に、どの波(AMかFMか)で流れるのか、3月中に発表される最新の番組表をチェックしておくことが大切です。
「ラジオが壊れたわけじゃない」混乱する高齢者への伝え方
2026年4月1日の朝、いつものようにラジオをつけても音が聞こえない……。そんな時、一番心配なのは「ラジオが壊れた!」とパニックになってしまう高齢者の方々です。
もしご家族や周りにラジオ第2を愛用している方がいたら、早めに声をかけてあげてください。「4月からは放送局がまとまって、場所が変わるんだよ」「機械が壊れたわけじゃないから大丈夫だよ」と、優しく伝えてあげることが混乱を防ぐ第一歩です。
大切なのは、「今までと同じ場所では聴けなくなるけれど、別の方法ならもっといい音で聴ける」というポジティブなメッセージを添えることです。無理に難しいデジタルの話をせず、「新しい聴き方を一緒に練習してみようか」と寄り添う姿勢が、長年の習慣を失う不安を和らげてくれます。
NHKの「AM削減・整理」が進む理由。今後のラジオ放送の形
NHKだけでなく、実は日本の民放ラジオ各局も「AM放送からFM放送への転換(FM化)」を急ピッチで進めています。これには、送信設備の老朽化や、高い電気代といったコスト面の問題が背景にあります。
また、AM放送はビルの中や地下などで電波が届きにくいという弱点がありますが、FM放送はノイズに強く、クリアな音質で聴けるというメリットがあります。 今後のNHKラジオは、「新しいAM」と「新しいFM」の2波体制になります。
具体的には、ラジオ第2で放送されていた語学番組の多くは、夜間や早朝の「NHK-FM」へと枠を移して継続されます。つまり、2026年4月からは「ラジオ第2」という名前はなくなりますが、中身はFM放送の中に受け継がれていく、という形になります。
2026年4月1日から、あなたのラジオから聞こえる音はどう変わる?
2026年4月1日の朝。これまでラジオ第2が流れていた周波数(例えば東京なら693kHz)に合わせても、そこにはもう「基礎英語」や「ラジオ英会話」の声はありません。
しかし、代わりにお手持ちのラジオで「FM放送」に切り替えてみてください。そこには、これまでよりもずっとクリアな音質で、先生たちの明るい声が流れているはずです。あるいは、スマホのアプリを開けば、放送時間を気にせずに好きな時に勉強を始められる新しい日常が待っています。
「放送終了」は一つの終わりのように感じますが、実は「どこでも、いつでも、いい音で学べる」環境への入り口でもあります。2026年の春は、これまで使ってきた古いラジオを労いつつ、新しい視聴スタイルを楽しみ始める記念すべき日になるでしょう。
スマホで聴くのが新常識!「らじる★らじる」完全攻略
ラジオ専用アプリ「らじる★らじる」って何?できることまとめ
ラジオ第2の終了に伴い、最もおすすめしたい代替手段が、NHK公式アプリ「らじる★らじる」です。これは、インターネットを通じてスマホやタブレットでNHKラジオを聴ける無料のサービスです。
最大の特徴は、**「全国どこの放送でも聴ける」**ということ。これまでは電波が入りにくかった地域でも、インターネットさえ繋がればノイズ一つない綺麗な音で楽しめます。 また、リアルタイムの放送だけでなく、後から聴ける「聞き逃し配信」機能が非常に充実しています。
語学学習者にとって嬉しいのは、番組を途中で止めてメモを取ったり、少し戻して発音を確認したりできること。もはや「ラジオという枠を超えた学習ツール」と言っても過言ではありません。2026年4月以降のメイン環境として、ぜひ今のうちに慣れておきたいアプリです。
アプリのインストールから初期設定まで、中学生でもわかる手順
「スマホの操作は苦手……」という方でも大丈夫。アプリの導入はたった3つのステップで完了します。
- インストール:スマホの「App Store」(iPhoneの方)か「Google Play ストア」(Androidの方)を開き、検索窓に「らじるらじる」と入力して、雲のようなアイコンのアプリを入れます。
- 地域設定:アプリを開くと「お住まいの地域」を聞かれます。自分の住んでいる場所(東京、大阪、福岡など)を選びます。これで準備OK!
- 音を出してみる:画面下の「R1(AM)」「FM」などのボタンを押せば、すぐにラジオが流れ始めます。
最初は音量ボタンの位置を確認しながら、少しずつ触ってみましょう。一度設定してしまえば、次からはアイコンをポンと叩くだけでいつでもラジオが聞こえてきます。設定に迷ったら、お孫さんや近所の中学生に「これ入れて!」と頼めば、1分でやってくれるはずですよ。
「聞き逃し配信」が神すぎる!放送時間を気にしなくていい生活
ラジオ第2の語学番組を聴くために、「朝6時に起きなきゃ!」と頑張っていた方も多いはず。もちろん早起きは素晴らしい習慣ですが、寝坊してしまった時の絶望感といったらありませんよね。
「らじる★らじる」の「聞き逃し配信」機能を使えば、その悩みから完全に解放されます。 放送から1週間以内であれば、自分の好きなタイミングで何度でも再生が可能です。 「朝はバタバタするから、夕食後の落ち着いた時間に」「家事をしながら午後にゆっくり」など、自分のライフスタイルにラジオを合わせることができるようになります。
これこそが、デジタル移行の最大のメリットです。「放送時間に縛られる生活」から「自分の時間を有効活用する生活」へ。2026年4月からは、より自由でストレスのない学習スタイルを手に入れましょう。
高齢者でも迷わない。お気に入り登録で見たい番組をすぐ出すコツ
スマホアプリは情報が多くて、目的の番組を探すのが大変に感じることがあります。そこで活用したいのが「お気に入り(MYらじる)」機能です。
聴きたい番組を見つけたら、番組名の横にある「ハートマーク」や「登録ボタン」をタップしておきましょう。すると、アプリのトップ画面や専用のタブに、その番組がいつでも表示されるようになります。 これさえ設定しておけば、毎回「英語…英語…」と検索する必要はありません。
スマホを開く、お気に入りを見る、再生する。この3動作だけで完結するので、機械操作が不安な高齢者の方でも、一度覚えてしまえばテレビのチャンネルを変えるより簡単になります。「自分専用の番組表」を作る感覚で、お気に入りの講座を並べてみてくださいね。
通信料が心配?Wi-Fi環境で聴くための賢いネット活用術
スマホでラジオを聴くときに一番気になるのが「ギガ(通信量)」のことですよね。外でずっと聴いていると、スマホの通信制限にかかってしまうのでは……と不安になるかもしれません。
解決策は、自宅の「Wi-Fi(ワイファイ)」を使うことです。家でインターネットを契約しているなら、スマホをWi-Fiに繋いで聴けば、通信量は一切かかりません。 ラジオの音声データは、動画(YouTubeなど)に比べればとても軽いので、実はそれほど神経質になる必要はありませんが、長時間の学習にはWi-Fi環境が一番安心です。
また、「らじる★らじる」には、一度ダウンロードして通信なしで聴ける「オフライン再生」に近い機能(NHKゴガクアプリ等との連携)もあります。2026年に向けて、自宅のネット環境を一度見直してみるのも、快適なラジオライフを送るための賢い準備と言えるでしょう。
語学学習者の救世主!ポッドキャストと公式サイト活用術
ラジオ放送だけじゃない。ポッドキャスト(Podcast)の魅力
「ポッドキャスト(Podcast)」という言葉、最近よく耳にしませんか? 簡単に言うと「インターネット上の録音番組」のことです。 NHKも、語学番組やニュースの一部をポッドキャストとして配信しています。
ポッドキャストの素晴らしい点は、**「半永久的にデータが残る」**ものが多いこと、そして専用のアプリ(Apple PodcastやSpotifyなど)を使えば、自動的に最新回がスマホに届くことです。 「らじる★らじる」の聞き逃し配信は1週間で消えてしまいますが、ポッドキャストならもっと長い期間、あるいは好きなだけ保存して繰り返し聴くことができます。
英語のニュースを毎日決まった時間にスマホに届けてくれる設定にしておけば、2026年4月からも、ラジオ第2の「ニュースで学ぶ現代英語」のような番組を、よりスマートに、より深く学び続けることが可能です。
NHK語学の専用サイト「NHKゴガク」を使いこなそう
ラジオ第2の放送終了後、語学学習者の「本拠地」となるのが、公式サイト「NHKゴガク」です。ここには、番組を聴くための機能だけでなく、学習をサポートする仕掛けが満載です。
サイトにアクセスすれば、各番組のストリーミング再生ができるのはもちろん、重要フレーズの解説や、ちょっとしたクイズ形式のテストを受けることもできます。 「ラジオをただ聴き流すだけ」よりも、画面を見ながら単語を確認したり、解説を読んだりすることで、学習効果はぐんと高まります。
パソコンの大きな画面で操作できるのも、高齢者やじっくり勉強したい方には嬉しいポイント。2026年からは「ラジオの前」ではなく「パソコンやタブレットの前」が、あなたの新しい教室になります。お気に入りに登録して、毎日1回は開く習慣をつけてみましょう。
自分のレベルに合わせて再生。スピード調整機能でリスニング強化
デジタルでの学習において、アナログのラジオにはなかった「革命的」な機能があります。それが「再生スピード調整」です。
「先生の英語が速すぎて聞き取れない!」という時は、0.75倍速などのゆっくりしたスピードに。 「内容はもう分かったから、復習のためにサッと聴きたい」という時は、1.2倍や1.5倍のハイスピードに。 この調整が、スマホアプリや公式サイト上では自由自在にできます。
特に、ラジオ第2の放送で「ついていけない…」と感じて挫折してしまった経験がある方にとって、この機能は救世主になります。自分の耳の成長に合わせて、スピードを自由に変えられる。2026年からの語学学習は、より個人のペースに寄り添ったものへと進化していくのです。
通勤・通学・散歩中も。スマホ一台で完結する最新の学習スタイル
これまでのラジオ第2は、家の中で大きな受信機を前に聴くのが一般的でした。でも、スマホに移行すれば、学習の舞台は一気に広がります。
ワイヤレスイヤホンを使えば、朝のウォーキング中や、電車での移動中、スーパーでの買い物待ちの時間さえも、最高のリスニングルームに変わります。 「勉強のために時間を作る」のではなく、「今ある隙間時間を勉強に変える」。これが令和・2026年スタイルの賢い学び方です。
スマホ一台あれば、重いラジオも、録音用のカセットテープも必要ありません。ポケットの中に全世界の言語講座が入っているようなものです。放送終了を機に、この「身軽な学習スタイル」をぜひ手に入れてみてください。外の空気を吸いながら聴く英語は、家で聴くよりも不思議と頭に入ってきますよ。
テキスト(本)との併用はどう変わる?QRコード連携の便利さ
「紙のテキストがないと勉強した気がしない」という方も多いですよね。安心してください、NHK語学講座のテキストは、2026年4月以降も引き続き販売される予定です。
最近のテキストはデジタルとの連携がすごいです。誌面に載っている「QRコード」をスマホのカメラで読み取るだけで、そのレッスンの音声を即座に再生できる仕組みが導入されています。 「何月号の、何日の放送を探して……」という手間はもういりません。本を開いて、スマホをかざすだけ。
紙の「書き込める良さ」と、デジタルの「すぐ聴ける便利さ」が、2026年にはさらに高いレベルで融合します。ラジオ第2がなくなっても、テキストさえあれば、あなたの学びの質が落ちることは決してありません。むしろ、より効率的な「ハイブリッド学習」へとステップアップできる絶好の機会なのです。
スマホが苦手な人へ。代わりの「聴く手段」はこれだ!
ネット環境がなくても大丈夫?「ラジオ第1」への一部番組移行
「どうしてもインターネットは使いたくない」「スマホは持っていない」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方にとっての希望が、既存の「ラジオ第1(AM)」や「NHK-FM」への番組移行です。
2026年4月からの番組改編では、ラジオ第2で放送されていた重要度の高い番組の一部が、ラジオ第1やFMの枠に組み込まれることが決まっています。 もちろん、全ての番組がそのまま残るわけではありませんが、ニュースや生活情報、主要な語学講座などは、これまでのAMラジオのままで聴き続けられる可能性があります。
3月になれば、NHKから「どの番組がどこへ引っ越すか」という詳細な案内チラシが配布されたり、放送内でお知らせがあったりします。それを確認して、ラジオのダイヤルを「第2」から「第1」や「FM」へ合わせ直すだけでOK。まずはこの一番シンプルな方法を試してみましょう。
家族がサポート!「スマートスピーカー(アレクサ等)」で聴く方法
スマホの操作は難しくても、「声で指示する」ことなら誰でもできますよね。そこで大活躍するのが、「アレクサ(Amazon Echo)」や「Google Home」といったスマートスピーカーです。
設定さえ済ませておけば、「アレクサ、NHKラジオ第1をかけて」「アレクサ、最新のニュースを流して」と言うだけで、すぐにラジオが流れます。 これなら、ボタンを探したり画面を操作したりする手間が一切ありません。
離れて暮らすご家族が、実家の高齢の親御さんのためにスマートスピーカーを設定してあげるケースも増えています。 「ラジオ第2がなくなって寂しい」と言っているお父さん・お母さんに、2026年のプレゼントとしてスマートスピーカーを贈ってみるのはいかがでしょうか?「声だけで操作できる魔法のラジオ」として、きっと喜んでもらえるはずです。
パソコンのブラウザから聴く。大画面で操作するメリット
スマホの小さな文字が見づらいという方には、パソコンで聴くのがおすすめです。 NHKの「らじる★らじる」は、パソコンのブラウザ(インターネット閲覧ソフト)からも利用できます。
パソコンのメリットは何といっても画面の大きさ。番組表が一覧で見やすく、マウスを使ってクリックするだけで選局できます。また、音も外付けのスピーカーを繋げば、これまでのAMラジオとは比較にならないほど豊かでクリアな音質で楽しめます。
「語学講座を聴きながら、パソコンで単語を検索する」といった使い方もスムーズ。2026年からは、パソコンを「高性能な多機能ラジオ」として活用してみましょう。デスクに座って背筋を伸ばし、大きな画面を見ながら学ぶスタイルは、学習への集中力を一段と高めてくれます。
ラジカセ卒業。語学学習専用の「ICレコーダー」導入のススメ
昔ながらのラジカセで「タイマー録音」をしていた方にぜひ検討してほしいのが、「語学学習専用のICレコーダー」です。
最近のレコーダーには、あらかじめNHKの番組表が内蔵されていたり、Wi-Fi経由で自動的に最新の語学講座をダウンロードしてくれたりする機能を持つものがあります。 一度設定すれば、夜中に勝手に番組を取り込んでおいてくれるので、翌朝好きな時に再生するだけ。
カセットテープのように劣化することもありませんし、何百時間分もの放送を手のひらサイズに保存できます。「スマホは電話として使いたいから、勉強は専用の機械がいい」というこだわり派の方には、この専用レコーダーが2026年以降のベストパートナーになるでしょう。
テレビ(データ放送)でも聴ける?意外と知らない視聴ルート
意外な盲点なのが、お家にある「テレビ」です。 実は、BS放送や地上波のデータ放送を通じて、NHKラジオを聴ける仕組みがあることをご存知でしょうか。
リモコンの「dボタン」を押してメニューを探すと、ラジオ放送の音声を選べる場合があります(※お住まいの地域や受信環境によります)。テレビのスピーカーからラジオが流れるので、音量も大きく、操作も使い慣れたテレビリモコンで完結します。
「ラジオの電波もネットも不安定」という状況でも、テレビのアンテナ線が生きていれば聴けるという、非常に安定したルートです。2026年4月、もし他の方法がうまくいかなかったら、一度テレビのリモコンを手に取って、データ放送のメニューを隅々までチェックしてみてください。意外なところに「ラジオの出口」が見つかるかもしれません。
2026年4月からの新しい「語学ルーティン」の作り方
放送終了を「チャンス」に。自分に合った学習スケジュール再構築
長年続いてきたものが終わる時、それは「新しい自分に出会うチャンス」でもあります。 これまでの「決まった時間にラジオの前に座る」というスタイルは、規律があって素晴らしいものでしたが、一方で「時間に縛られる」という不自由さもありました。
2026年4月からの新生活では、あえてスケジュールを白紙に戻してみましょう。 「一番頭が冴えている昼休みに15分」「お風呂上がりのリラックスタイムに20分」など、今の自分にとって最も効率的なタイミングに学習を組み込み直すのです。
デジタル化によって、学びの時間は「与えられるもの」から「自分でデザインするもの」に変わります。この自由を前向きに捉えることで、語学学習は義務感から解放され、よりクリエイティブで楽しい趣味へと進化していくはずです。
朝の5分、夜の10分。聞き逃し配信を活用したスキマ時間学習
「まとまった勉強時間が取れない」という悩みも、デジタル移行が解決してくれます。 聞き逃し配信やアプリを使えば、15分の番組を細切れに聴くことだって可能です。
朝の身支度をしながら最初の5分。通勤の電車で中盤の5分。寝る前のベッドの中で最後の5分。 このように細かく分けても、アプリなら中断したところから再開できる機能があります。
「15分間、じっとしていなければならない」という思い込みを捨てて、生活のあらゆる隙間に語学を滑り込ませてみてください。この「細切れ学習」は、実は脳科学的にも記憶の定着に良いと言われています。2026年からは、より軽やかに、より賢く、日常の全てを学びの場に変えていきましょう。
録音の手間がいらない!デジタル移行で変わる勉強の効率
かつての語学学習といえば、カセットテープやMD、あるいはCDに録音・録画するのが当たり前でした。テープが絡まったり、録音ミスで番組が録れていなかったり……そんな苦労も、2026年からは過去の話になります。
デジタルの聞き逃し配信やストリーミングは、「録音する」という作業そのものを不要にしました。NHKがサーバー(ネット上の保管庫)に常に最新の音声を置いておいてくれるので、私たちは「聴きたい」と思った瞬間に再生ボタンを押すだけでいいのです。
この「手間が減る」というのは、学習継続において非常に大きなパワーになります。準備に10分かかっていたのが0秒になる。その浮いた10分を、単語を一つ覚える時間や、発音練習に回すことができます。2026年の学びは、これまでにないほど「ピュアに学習だけに集中できる」環境になるのです。
孤独じゃない。SNSやアプリを通じた学習者同士の新しい繋がり
ラジオを一人で聴いていると、時々「自分だけが頑張っているのかな」と孤独を感じることはありませんか? デジタルへ移行することで、その孤独も解消されます。
例えば、NHKゴガクアプリの学習記録をSNSでシェアしたり、同じ講座を聴いている仲間とネット上で励まし合ったりすることができます。 「今日のフレーズ、難しかったね」「この先生の説明、分かりやすかった!」そんな何気ない交流が、挫折しそうな時の支えになります。
2026年、ラジオ第2の電波は止まりますが、それによって世界中の学習者がインターネットという巨大なネットワークでより強く繋がることになります。顔は見えなくても、同じ志を持つ仲間が全国にいる。その繋がりを感じながら学ぶことで、あなたのモチベーションはより長く、高く保たれることでしょう。
変化を恐れないで。2026年からも続く「学び」の楽しい未来
最後にお伝えしたいのは、「形が変わっても、本質は変わらない」ということです。 NHKがラジオ放送を整理するのは、決して語学学習を見捨てるからではありません。むしろ、これからの時代を生きる人たちが、より便利に、より質の高い教育を受けられるようにするための進化なのです。
2026年3月31日、ラジオ第2から流れる最後のアナウンスを聴く時は、少し切ない気持ちになるかもしれません。でも、翌日の4月1日にスマホや新しい放送波から流れてくる声は、昨日までと変わらない温かさと情熱を持っています。
技術の変化を恐れず、むしろ「新しいおもちゃを手に入れた」ような好奇心で、この転換期を楽しんでみてください。あなたが「学びたい」という気持ちを持ち続ける限り、NHKの語学番組も、そしてあなたの成長も、2026年以降もずっと続いていくのです。新しい春、新しいスタイルで、最高のスタートを切りましょう!
記事のまとめ
2026年3月31日に幕を閉じるNHKラジオ第2。長年の習慣が変わることに不安を感じるかもしれませんが、心配はいりません。 「らじる★らじる」や「NHKゴガク」といったデジタルツールを味方につければ、放送終了はむしろ「いつでも、どこでも、自分のペースで学べる」自由な学習スタイルの始まりになります。
スマホが苦手な方は、FM放送への移行やスマートスピーカーの活用など、自分に合った無理のない方法を選んでみてください。大切なのは、形にこだわらず「聴き続けること」です。2026年の春、新しい聴き方で、あなたの学びの翼をさらに広げていきましょう。
